本校は、平成１６年４月、昼間部（普通科、情報経理科）と 夜間部（普通科）をもつ富士・東部地域唯一の二部制（昼間部・夜間部）の定時制（単位制） 高校として、この「ひばりが丘」の地に開校され、今年で２１年目を迎えます。

スクール・ミッションとして「基礎学力の確実な定着を図り、自分に誇りを持ち困難に打ち勝つ力を育成し、社会人として自立し役割を担える資質を向上させ、毎日をいきいきと学び、自己を磨くことができる学校を目指す」を掲げ、校訓「自主・自律」（自分の判断で、規範に従って行動すること）のもと、生徒たちの将来の夢の実現に向けて教職員が一丸となって取り組んでいます。

本校では基礎から学ぶ科目からより深く学べる科目、ICTを活用した教科指導、AIドリルを用いた個に応じた指導、学科を横断して授業を選択できるなど、個々の生徒たちの興味関心や進路実現に合わせて、多様な学びを用意しております。また、生徒たちが様々な活動や他者との関わりを通して、新たな可能性を発見し、自立心や豊かな人間性を育むために、 「ひばりのドリカムプラン」（キャリア学習・体験学習・探究活動・創作授業等）を実践しております。全国的にも評価をいただいている「うどん部」の協力を得て、探究活動では地元食文化である「うどん」をテーマとし、地域文化の継承をはじめ地域と連携した取組を多く用意しています。

令和２年度に新設された「通級による指導」では、学習・生活上の困難さを改善・克服することを目標にソーシャルスキルトレーニング等を取り入れた自立活動の授業を展開し、 個々のニーズに対応した教育活動が特徴でもあります。

保護者、地域の皆様をはじめ、本校を支えてくださる全ての皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

令和６年４月　校長　上村　泰子